両手いっぱいの花束を持って
色づいていく木々を抜けて
少年は跳ねるようにかけていく
その先に待っているのは
金木犀香るひと
手を取って砂糖菓子みたいな馬に乗ったのに
濡れた頬に戸惑う
夕暮れのメリーゴーランドに
落涙
肌や胸をも焼いた季節は終わって
残るのは夏終わりのグレー
僕の涙も一緒に
秋の闇に隠して
宵闇ジャック
夢から覚めたみたいに
すごく 寂しい夜
両手いっぱいの花束を持って
色づいていく木々を抜けて
少年は跳ねるようにかけていく
その先に待っているのは
金木犀香るひと
手を取って砂糖菓子みたいな馬に乗ったのに
濡れた頬に戸惑う
夕暮れのメリーゴーランドに
落涙
肌や胸をも焼いた季節は終わって
残るのは夏終わりのグレー
僕の涙も一緒に
秋の闇に隠して
宵闇ジャック
夢から覚めたみたいに
すごく 寂しい夜