hawaiiのお話し
- Yuu*
- Jul 3, 2018
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ゆったりと柔らかに揺れる彼女の
祈りの踊りと ざっと降ってきた通り雨の
太陽をつかまえた島の
煌めくロコ達の じわりと熱い笑顔に
少しのあいだ 仲間入りして
毎日バケーションみたいなこの島で
波の音だけが静かに しっとりと 居る
広がる青い海に 小さく弱音を吐いて
嫉妬してしまうほどの
大胆さと 自然さと 無神経さと 熱を
海色のリボンに巻いて プレゼントしてくれた
ハンバーガーと甘いコーラの隙間から
しましまの水着を履いたおじいさんから
波に乗った小さな少年のボードから
漏れだす キラメキ
夕暮れ時の 花に宿ったマナの気配に
煽ったマイタイのパイナップルが重なって
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